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和食でお祝い ドイツでも作れるレシピ

和食でお祝い ドイツでも作れるレシピ

今年は飲食店に行かずに家でお祝いしようかな、でも何を作ろう
いつもとは違う献立にしようとすると何にするか迷いますよね。そこで、家で簡単に作れる和食を作ってみるのはいかかでしょうか?今回の記事では、お祝いにぴったりの和食レシピを紹介します!

 

手巻き寿司

日本人にもドイツ人にも人気の寿司!手巻き寿司は握り寿司や巻き寿司とは異なり、家庭で気軽に作って食べることができます。刺身だけでなく、肉や野菜など好きな具材を選べるので子供からお年寄りまで楽しめます。

・魚介類:サーモン、マグロ、いくら、ツナ缶

・肉:焼肉、そぼろ、ハム

・野菜:きゅうり、アボカド、コーン、小ネギ

・その他:厚焼き玉子、納豆、ごま、クリームチーズ

日本でよく使われる材料以外にも酢飯や焼きのりに合う食材が見つかるかもしれません!何を入れるかみんなで考えている時間も楽しいですね。 

 

押し寿司

 

 

1.タッパーや型にラップを敷いて、サバやサーモンと錦糸卵など(上にのせたいもの)を敷き詰める。

2.具材の上に酢飯を敷き詰める

(より高さを出すときは、具材と酢飯をもう1回ずつ重ねる)

3.ラップで蓋をして、ぎゅっと押し固める。

4.ラップのまま型から外す。

具材を変えてみたり、ご飯に青のりを混ぜて色を工夫してみたり..と好みによって味も見た目も変えることができますのでぜひ作ってみてください!型はラップが入っていた箱や、お菓子の型抜きで使う星や花の型など何でも使えます。

ちなみに酢飯ではなく、白飯で作ることもできますが、風味を加えるために白飯にごまやしそを混ぜても美味しくなりますね。

 

唐揚げ

 

ドイツではとんかつに似た料理がありますが、唐揚げのような料理を食べる機会は中々無いのではないでしょうか。どうしても揚げたての唐揚げが食べたい..そんなときには自分で作ってみるのもいいかもしれません。

1.一口大に切った鶏肉におろし生姜、おろしニンニク、お酒、醤油、ごま油を入れ、軽く混ぜる

2.冷蔵庫で10分から15分寝かせて味をしみ込ませる

3.片栗粉をまぶし、油で揚げて完成
 

簡単なレシピは上記の通りです。黒コショウを足して少し大人の味にするなど、アレンジも可能です。材料をいろいろ用意するのが面倒なときは、唐揚げ粉を使うとかなり簡単に作れます。 

 

煮物

 

 

肉じゃがや筑前煮などの煮物が食卓にあると何となくほっとしますよね。特に寒い時期には煮物を食べて身も心も温かくなりたいものです..
多めのだしに調味料を加えて長時間弱火で煮込むことで、お肉は柔らかく、野菜は甘くなっていきます。

水、みりん、醤油、酒の比率が5111これが煮物の黄金比!

 

白和え

 

 

白和えは豆腐が素材の味を引き立ててくれる和食らしい和え物です。メイン料理の一品として作ってみるのはいかかでしょうか。

 材料:豆腐、人参、こんにゃく、ほうれん草

1.絹豆腐の場合はキッチンペーパーにくるんでよく水切り。

2.細切りにした人参とこんにゃく、ほうれん草を茹でてから冷ます。

3.ボウルに具材全部と、すりごま、醤油、砂糖、塩を入れて完成。

(豆腐やほうれん草の水気をしっかりとることがポイントです!)

 

まとめ

お祝いの日におすすめの和食レシピを紹介しました。食べるとどこか懐かしく、日本を感じられるようなものばかりだと思います。

醤油など日本で広く使われている調味料、またその組み合わせによって、日本と同じ野菜や魚介類が手に入りにくくても身近なものを使って和食を作ることができますので、ぜひ作ってみてください!

 

 近所に日本食品店が無い場合や外出が難しい際にはオンラインショップが非常に便利です。

弊社ではドイツを拠点としてオンラインショップで納豆や醤油、様々な日本の食品食材や調味料を取り扱っております。
50ユーロ以上のお買い物でドイツ内の配送料も無料になりますので、よろしければ一度ご覧になってください。

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ドイツで健康増進 日本食で体の中から健康に

ドイツで健康増進 日本食で体の中から健康に

風邪やインフルエンザウイルスの活動が活発になるシーズンが近づいています。今年はコロナウイルスも心配なため、手洗いやうがい、消毒に加えて、体の中から免疫機能を高めていきましょう。今回は健康増進のために免疫機能をアップさせるものとして発酵食品とそのメリットを解説します!

 

発酵がもたらす効能は大きく、味の変化、食材の栄養価を高める、腸内環境を整える、の3つに分けることができます。発酵食品とは目に見えない微生物の働きによって醸し出された食品のことであり、豆から味噌や醤油、納豆、お米から日本酒やみりん、酢、ミルクからはチーズやヨーグルトができます。

発酵食品は手軽に取り入れられるものから珍しいものまで様々ですが、日本の食品で最も身近なものとして納豆、味噌、醤油を例に挙げて説明していきます。

 

納豆

  

発酵食品と聞いて第一に思い浮かぶのは納豆ではないでしょうか。栄養が豊富な大豆を蒸し、納豆菌で発酵させることによってさらに栄養価が高まります。納豆のネバネバに含まれる「ナットウキナーゼ」は血液をサラサラにして血流促進、代謝向上、「ビタミンK」は動脈硬化や心臓病を予防する、骨を丈夫にする、「ポリグルタミン酸」は血糖値上昇を抑制といった多くの健康増進の効果があります。

 

味噌

 

  

味噌は大豆等の穀物に塩と麹を加え、発酵させたものです。食前に味噌汁などで味噌を摂取すると食後の血糖値の上昇を抑えてくれる効果もあります。赤味噌は大豆を煮る時間を長くして蒸して作られており、ガンと戦う細胞を活性化させる成分を含んでいます。それに対して白味噌は大豆を煮ることで作られ、血圧を下げ、精神状態をリラックスさせる成分を含んでいます。

 

醤油

 

 

醤油は最もポピュラーな日本の調味料ではないでしょうか。幅広い料理に使え、減塩やグルテンフリーなど様々な種類が存在します。味噌とも共通ですが、麹菌が大豆を分解する際に、プロテアーゼやアミラーゼといった酵素が大豆に含まれるたんぱく質をアミノ酸に分解し、このアミノ酸が醤油の甘味や旨味の元となります。また、醤油には酵素のパワーによって栄養素を増やす作用があり、乳酸菌やビタミン、ミネラルを増加させ、疲労回復が期待できます。さらに、醤油には血圧を正常に保ち高い血圧を下げる働きに加えて、糖の吸収を抑える働きにより血糖値の上昇を抑えてくれる作用、他にも発がん抑制作用、と様々な有益な効能を有しています。

 

発酵によっておこる変化

微生物の働きによって独自の甘味や旨味、香りが生み出されます。旨味がアップすることで味付けを濃くする必要がなくなり、不要な塩分を減らすことが可能となります。さらに生の状態と比較するとかなり栄養価が高くなります。

 

腸内環境の改善

腸には体全体の免疫細胞の約7割が集中しています。腸内環境が悪化すると免疫力が低下し病気にかかりやすくなってしまうため、腸内における悪玉菌を減らし、人間にとって有益とされる善玉菌を活性化させることが必要です。これを手助けしてくれるのが乳酸菌です。乳酸菌は動物性、植物性の2種類に分けられます。おそらく乳酸菌としてのイメージが強いのはヨーグルトやチーズに含まれる動物性乳酸菌ではないでしょうか。植物性乳酸菌は納豆にも含まれていますが、この植物性乳酸菌は酸や塩に対する耐性が強く、他の菌類との共存力も強いため、生きたまま腸に届きやすいといった特徴を有しています。アレルギー症状に腸壁の荒れが関係している場合は腸内の善玉菌を増やすことでアレルギー体質の改善も期待できます。

 

まとめ

上記のメリットに加えて美肌や美白といった美容効果もあるなど、発酵食品は私たちの健康面を大いにサポートしてくれます。

 

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実はドイツで料理するのが難しい日本食

実はドイツで料理するのが難しい日本食

仕事の関係や留学などでドイツに留学する方も多いかと思いますが、そのように海外で生活をする際に気になることの一つとして、食生活があげられるのではないでしょうか。

家族にふるまう食事は日本にいた時と同じような日本食を用意してあげたい、長い海外生活をおくる上でやはり日本食が恋しくなってきた、外国の友だちなどに日本食をふるまう機会があるなど、海外で暮らすとはいえ日本食を用意する機会はたくさんあるかと思います。

最近ドイツを含むヨーロッパでもかなり日本食のレストランや日本食材を見かける機会も増えては来ました。

それでもまだドイツ国内で買うことのできる日本食材は限られており、ものによっては日本で手に入る値段の倍近くの値段で売っているケースもあります。

中には日本ではどこのスーパーでも売っているようなものが、ドイツではどこに行っても見当たらないことも少なくありません。

ドイツで料理するのが難しい日本食や日本の食材

 

上で述べた通り、日本食材を手に入れようとしても、日本で買う以上に値段が高い、どこか日本で買うものに比べて品質が違う、そもそもどこを探してもなかなか見当たらないなど、いろいろな理由で作ることが難しい日本食があります。

 以下では、ドイツでは料理することが難しい日本食を紹介していきたいと思います。

1.牛丼

<a href="https://pixabay.com/ja/users/takedahrs-12657/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=4162800">takedahrs</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=4162800">Pixabay</a>からの画像

牛肉を作るのに欠かせないのが薄切りの牛肉ですが、そもそもドイツなどのヨーロッパでは薄切り肉はほとんどスーパーなどで売られていません。

薄切り肉が欲しい場合は、ミートスライサーなどを用意して市販されている肉をスライスするか、精肉店などで店員さんにお願いして薄切りにしてもらうなどの方法があります。 

しかし精肉店でスライスしてもらう場合、定員さんも普段肉を薄切りにしてほしいといったような注文を受けていないので、なかなか定員さんに伝わらず、自分が思ったような薄切り肉にならない場合が多いみたいです。

それ以外でも、普段私たちが食べている日本料理は薄切り肉を使うことがとても多いので、それらの料理も日本にいるときと比べたら作りにくいかと思います。

2.魚介料理

 

ドイツは北部の一部以外はほとんど海に面しておらず、日本に比べて新鮮な魚が手に入りにくい国です。
そのため日本のようにスーパーなどで手軽に生魚が買えるわけではありません。

スーパーなどで魚は売っていますが、冷凍されたものがほとんどで、生魚に比べたら当然のことながら新鮮味や味などは劣ってしまいます。 
もちろん生魚も売っているところには売っていますが、やはり日本に比べたら値段が高いため、手を出しづらいのが現状です。 

このように、魚介を使った料理は作ることはできますが、手に入りづらい、味や鮮度が良くない、値段が高いなどの理由で、日本にいるときのようには気軽に作るのは難しいかもしれません。

3.海藻類

 

普段わかめなどをお味噌汁に入れていただくことはよくあると思いますが、わかめを含めた海藻類もやはり日本ほどは一般的ではありません。

わかめなどは最近スーパーなどで安く手に入ることができるようになったみたいですが、それでも味などは普段食べ慣れている日本のわかめの味とは少し違います。

それ以外の昆布やひじきなどもアジア系のスーパーなどに行けば売ってはいますが、やはり日本で買うよりも高価です。

イクラ

 

イクラはお寿司のネタとして使われているので、日本独特の食べ物かと思われている人も多いかもしれません。

しかし、もともとイクラという言葉はロシア語で「魚卵」を意味する言葉で、明治時代にロシアから伝わって大正から昭和の初期にかけて一般的になったとする説があります。

そういった理由から、ドイツのロシアンマーケットでイクラが手に入るので、決して絶対に手に入らないというわけではありません。

しかし普通のスーパーなどでもイクラは売っているのですが、そちらは値段が高いうえに、味も日本のものとかなり違います。

近所にロシアンマーケットがあればよいのですが、そうでないと日本のようなイクラ料理を味わうことはかなり難しいかもしれません。 

ちなみに筆者は昔小瓶に入ったイクラを買って、自分でイクラの醤油漬けを作ったことがあります。

基本の食材は醤油、みりん、酒などドイツであれば入手難易度も種類も少ないので作ってみました。

しかしレシピ通り作ってみたものの、日本のイクラ醤油漬けとは味が全然違っており、その時に初めてイクラの味自体が違うのだと気づいた、苦い思い出があります。 

マヨネーズ

 

マヨネーズは料理ではないものの、色んな日本食を料理するのに使える万能な調味料です。
もちろんマヨネーズはドイツでは普通に買うことができるので、手に入れること自体は特に難しくありません。 

そもそもマヨネーズはフランス発祥のものなので、当然のことながらヨーロッパでは一般的ですし、世界的にも一般的な調味料です。

しかし、日本のマヨネーズとドイツのマヨネーズは味がかなり違います。
ドイツのマヨネーズは日本のものに比べてかなり甘く、ドイツ人が日本のマヨネーズを食べるとかなり酸っぱく感じることもあるそうです。

日本のマヨネーズは海外のものと違って、マヨネーズを作る際に全卵ではなく卵黄のみを使っており、使っている酢も米酢を使用しているようです。
そのため海外のものと比べてまろやかでクリーミーな味になるのだとか。

こうした日本のマヨネーズの味を前提として料理を作ろうとする際には注意が必要かもしれません。

マヨネーズを使う日本食を作る際は日本のマヨネーズを購入するのをお勧めします。

ゴボウ

 

日本では、ごぼうは豚汁やきんぴらゴボウなどでよく使う一般的な日本食で使う根菜類の食材です。
しかし日本以外の国ではゴボウを使った料理はほとんどなく、日本独自に発展していった食材といっていいかもしれません。

太平洋戦争中、日本軍が敵国の捕虜にゴボウ料理を与えたところ「木の根っこを食べさせられた」として、戦後日本の将兵が虐待で訴えられたという話は有名かもしれません。 
それほどゴボウを食べるということは、海外の人、特に欧米の人にとっては奇異なこととして映ったのかもしれません。

このように日本独特の食材であるので、ドイツ国内でゴボウを見ることはまずないかと思います。 

一応ドイツにも西洋ゴボウというものは存在するのですが、味や調理法は日本のゴボウとまるで違うそうで、アスパラガスのような味がするそうです。 

まとめ 

これまで見てきた通り、日本とドイツの食材の事情はずいぶん違うので、日本では簡単に作れてもドイツではなかなか作れない、作れたとしても手間やお金がかかってしまう料理がいくつかあることがお分かりいただけたと思います。 

特にドイツは海に面している場所がほとんどないので、海の幸に関してはかなり乏しいものがあります。

ドイツにいる間は日本の新鮮な魚介がかなり恋しくなるかもしれません。

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日本の味噌の種類と違いについて

日本の味噌の種類と違いについて

味噌とは大豆や米、麦等の穀物に、塩と麹を加えて発酵させて作る発酵食品で、日本では味噌汁の他、様々な料理に使われています。

味噌と言ってもその種類は1つではなく原料や味、色の違いにより、複数あります。
農林水産省の資料によると、味噌の輸出量は2013年から2019年までの6年間で約1.6倍増えており、今後も増え続けていくことが予想されます。

2019年の調査において、輸出先は米国がトップで4,818トンを占め、次いで中国やタイなどのアジア圏の他、欧州でも人気が高まっていることが伺えます。
ここでは、世界の食市場で堅調な伸びを見せている日本の味噌の種類や違いについてご紹介します。

日本の味噌の原料による違い

まず原料から見ていくと、日本の味噌は「米味噌」「麦味噌」「豆味噌」「調合味噌」の4つに分類されます。

米味噌

「米味噌」とは大豆に米麹を加えて作ったもので、日本で作られる8割がこれです。
北海道から四国にわたり広い範囲で生産されています。
米味噌は味にクセがないため、どんな料理にも合わせやすいです。
そして「白味噌」も米味噌の一種です。 

麦味噌

「麦味噌」とは大豆に麦麹を加えて作ったもので、中国、四国、九州地方を中心に生産されています。
塩分量は比較的少なめで麹の割合を多くして作られることが多く、甘みが強いです。

その反面、麹の量が多いことで発酵が進みやすく変色もしやすいと言われています。
麦味噌の最大の特徴はその香りにあり、他の味噌に比べて香ばしい、甘さのある香りがします。

豆味噌

「豆味噌」とは大豆、塩だけで作ったもので、東海地方を中心に生産されています。
赤みがかった焦げ茶色をしていることから、別名「赤味噌」とも呼ばれています。
一般的な味噌に比べて糖質が少ないため、甘味が弱く塩辛いです。
豆味噌は豊富な栄養素を含んでいるため、特に女性を中心に健康や美容の面で注目され始めています。

調合味噌

米味噌、麦味噌または豆味噌を3種もしくは2種調合したものです。
調合味噌は色の薄いもの、黒いもの、原料が麦のもの、米のもの、など多種多様に組み合わせができ、マイルドな風味のものが多いため、味噌を使った料理の幅を広げることができます。

 

日本の味噌の地域性

次に、日本の味噌の地域別の特徴についてみていきます。
北海道から九州まで、地域ごとに使われる味噌が異なり、また「ご当地味噌」というものも存在します。

北海道

赤色系の中辛味噌が代表的ですが、近年では白味噌も多いようです。
味噌を使った北海道の定番料理には「石狩鍋」、「味噌ラーメン」などがあります。

 北海道味噌

辛口の米味噌です。塩分が控えめでクセのない中辛口の味が特長です。

 

東北地方

赤色で辛口の米味噌が主流です。
味噌を使った定番料理には「ホタテ貝焼き味噌(青森)」、「いかのもんぺ焼き(秋田)」「どんこ汁(宮城)」などがあります。 

津軽味噌(青森)

「津軽三年味噌」とも呼ばれています。
辛口ではあるものの、長時間熟成させるため口当たりはまろやかです。

秋田味噌(秋田)

米どころ秋田の米麹をたくさん使用していることから、辛口でありながらも自然な甘みが感じられます。

仙台味噌(宮城)

戦国時代、伊達政宗が御塩噌蔵(おえんそぐら)と呼ばれる味噌製造所を設けて作らせた、伝統的な辛口の赤味噌です。

北陸地方

かつて東北と関西を結ぶ交流のエリアだったため、両方の特徴を持った淡色で辛口の米味噌が主流です。
味噌を使った定番料理には「れんこんの団子汁(石川)」があります。

 

加賀味噌(石川)

塩分量が比較的高い、赤色の辛口の味噌です。

  • 甲信越地方

淡色~赤色の辛口の米味噌が主流です。
味噌を使った定番料理には「五平餅(長野)」があります。

越後味噌(新潟)

辛口の米味噌です。米粒が味噌の中に浮いているように見えるため、「浮麹味噌(うきこうじみそ)」とも呼ばれています。 

信州味噌(長野)

日本一の生産量を誇ります。淡色で辛口、ほのかに酸味のある香りが特長の味噌です。

関東地方

北関東には「田舎味噌」と呼ばれる辛口の麦味噌がありますが、関東全体では辛口の米味噌が主流です。
味噌を使った定番料理には「味噌田楽(東京)」があります。

 

江戸甘味噌(東京)

蒸した大豆を使うため濃い赤褐色をしていて、米麹の割合が高いため濃厚な甘さがあります。 

  • 東海地方

静岡は米味噌ですが、愛知、三重、岐阜では豆味噌が作られています。
味噌を使った定番料理には「みそ煮込みうどん(愛知)」があります。

東海豆味噌(愛知、三重、岐阜)

名古屋味噌、三州味噌、八丁味噌とも呼ばれています。濃厚なうま味と渋みが特徴です。

  • 関西地方

米麹の割合が高い白味噌で、強い甘味が特徴です。
塩分量が少ないことから短期熟成型です。
味噌を使った定番料理には「西京漬け」があります。

関西白味噌

皮を取り除いて煮た大豆と精米度の高い米を用いるため、色は上品な黄金色です。

  • 中国地方

瀬戸内海側では麦味噌、日本海側では淡色辛口、関西よりの瀬戸内海側は白色甘口の米味噌が作られる。
味噌を使った定番料理には「牡蠣の土手鍋(広島)」があります。

府中味噌(広島)

皮を取り除いた大豆を原料としたクリーム色の甘味噌です。 

  • 四国地方

瀬戸内海側はやや白色、太平洋側は赤色と、色に違いがあります。
味噌を使った定番料理には「あんもち雑煮(香川)」があります。

讃岐味噌(香川)

濃厚な甘さがある、代表的な白色の甘味噌の一つです。 

  • 九州地方

麦味噌が主流ですが、福岡辺りでは米と麦の合わせ味噌が主流です。
味噌を使った定番料理には「冷や汁(宮崎)」があります。 

九州麦味噌

麦麹の割合が高く、塩分はやや低めで甘味が強いです。

Dear foodsで取り扱うお味噌

弊社のオンラインショップでも様々味噌を取り扱っています。
ドイツを拠点にしており、50ユーロ以上のご購入で送料が無料になりますので是非ご覧ください。

 

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日本米とジャスミンライスそれぞれの特徴と違いについて

日本米とジャスミンライスそれぞれの特徴と違いについて

日本の主食といえば「米」です。米は、1日の食事のうち1回は口にすると言えるほど多くの日本人に好まれています。
米は汎用性が高く、和食だけではなくパエリアなどの洋食にも使うことができます。 

日本で古くから流通しているのは日本米ですが、昨今の国際化により海外の食材も扱われやすくなったことから、他国の米も流通してきています。
その1つがジャスミンライスです。

ドイツでよく見かけるジャスミンライスを日本米と比較して大解説!

特にドイツやヨーロッパに住むと、日本とは真逆で、日本米はお店では見かけません。

一方でスーパーで販売されているお米は何種類かありますが、一般的なお米の一つがジャスミンライスです。
ドイツで住むとよく見かけるこのコメですが、この記事では日本米とジャスミンライスそれぞれの特徴と違いを見ていきます。

日本米の種類

まず、日本米の中にも複数の品種があります。
その中でも代表的なブランド米をご紹介します。

 

コシヒカリ

日本国内で最も多く栽培されており、日本を代表するブランド米です。
甘味と粘り気が強く、香りもとてもいい品種です。

新潟県をはじめとした広い範囲で生産されており、産地によって味や粘り気に違いがあります。
旨味が強いため、和食、洋食問わずどんなおかずにも合わせやすいのが人気の理由と言えるでしょう。

ひとめぼれ

日本国内で2番目に栽培されている米です。
宮城県を中心とした東北地方や関東地方で生産されています。

寒さに強く東北地方などの寒冷な気候の中でも十分に発育することができます。コシヒカリに比べると少し大粒で粘り気が強く、「冷めてもおいしい」と言われているため、おにぎりやお弁当に入れるのもおすすめです。

ヒノヒカリ

日本国内で3番目に栽培されている米です。
大分県をはじめ、西日本を中心に様々な地域で生産されています。

コシヒカリを父に持っており、食感や風味はコシヒカリに似ていますが、コシヒカリよりも安価に購入することができるようです。
このお米は特に洋食に合うと言われています。

日本米の特徴

弾力があり、熱を加えると粘り気がでるのが日本米の特徴です。
米粒は細長い楕円形をしており、基本的にはよく研いだ後、炊飯器を使って炊き上げます。

最近では「無洗米」という、研がずにそのまま炊飯器で炊くことができるタイプの米も販売されていますが、炊きあがった後の水分量や旨味が全くと言っていいほど異なるため、研ぐタイプの米をおすすめします。
水分量を調節して固めにしても柔らかめにしても同じくらいのおいしさを保つことができます。

またどの品種の日本米にも甘味があるため、米単体でも十分に味を楽しむことができます。
のりや塩との相性が抜群なため、軽食にはよくおにぎりとして食べられています。

 

日本米に合う料理

今まで各日本米の品種や特徴について見ていきました。
それでは実際日本のお米は、実際どんな和食と相性が良いのでしょうか?

寿司

日本米と酢はよく合うため、日本米に酢を足して寿司飯にし、海鮮などを乗せてちらし寿司にしても、納豆やねぎとろを入れて巻き物してもよく合います。

 

炊き込みご飯

肉や野菜、調味料を混ぜて米と一緒に炊飯器で炊き上げます。
日本米はそれ単体で他のおかずと一緒に食べられることが多いですが、米自体に味をつけて食べるのもおすすめです。 

ジャスミンライスの特徴

ジャスミンライスはタイ米の一種で、タイにおける最高級品種の米です。
モミの白さがジャスミンに似ていること、炊き上げた時に甘く穀物特有の香りがすることから、タイ語で「カオ・ホン・マリ」と呼ばれており、「香り米」の意味を持ちます。

米粒は日本米よりも細長い形状をしており、研ぐ必要はありません。
これは、日本米のように研いでしまうと香り成分が落ちてしまうことが理由のようです。
お米は軽くすすいだ後、炊飯器で炊き上げます。

ジャスミンライスは水の浸透率が高く長く水に浸してしまうと米が欠けてしまうため、炊飯器で炊く時は時間指定せずにすぐにスイッチを入れる必要があります。
炊く上では早炊きコースを選んでもいいでしょう。
また米と水の量は同量が基本です。

ジャスミンライスに合う料理

上記の通り、ジャスミンライスは日本米とは形状が違い特徴が大きく変わります。
しかしジャスミンライスは特徴を活かした料理があります。
以下でジャスミンライスを使う上で美味しく作れる料理をご紹介します。

カオマンガイ

日本でも人気の高い料理の1つとして、タイ料理の「カオマンガイ」が挙げられます。
ちなみに中国語では「海南鶏飯」と呼ばれていて、こちらの名前を見たことがある人もいるかもしれません。

茹でた鶏と茹で汁と共に炊いたご飯と一緒に食べる料理で、タイの代表的な料理です。
ジャスミンライスの独特の香りと粘り気の少なさがこの茹で汁によく合うことから多くの人に好まれる料理です。

グリーンカレー

こちらも日本のカレー専門店やタイ料理屋で人気の高い一品です。
別名「タイカレー」と呼ばれるスパイスの効いた緑色のカレーです。
一般的に日本で食べられるカレーよりも水分量が多く、スープのように滑らかなところが特徴です。
また様々な香辛料やハーブが入っているため、辛さは強めです。 

日本米とジャスミンライスの違い

日本米は炊きあがった後にふっくらとして甘味があるため、米そのものに味をつけなくとも単体でおいしく食べることができます。
またおにぎりのように形状を変えて食べることもできるのも、日本米の特徴と言えます。
その扱いやすさから、和食から洋食、エスニック量に至るあらゆるジャンルの料理に適しています。

一方でジャスミンライスは、一般的に他の食材で味をつけて食べることが多いため、日本米に比べると汎用性は低いです。
しかし、その独特の風味を活かせるエスニック料理にはよく合う米だと言えるでしょう。

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ドイツでも作れるみりんを使った和食の人気おすすめ料理ランキングベスト5

ドイツでも作れるみりんを使った和食の人気おすすめ料理ランキングベスト5

ドイツを始めヨーロッパでは、あまり調味料を使わず1つの食材をシンプルに塩だけで味付けして焼くだけ、煮ただけの料理が目立つ一方、日本の和食料理はあらゆる調味料を使って繊細な味を作り出すことができます。

和食聞くと調味料は醤油がまず思い浮かべられるかもしれませんが、その他にも和食ならではの魅力的な調味料があります。その1つが「みりん」です。
この記事では、ドイツでも料理できるみりんを使ったおすすめの和食をご紹介します。

ヨーロッパでも大活躍!みりんを使った和食料理

みりんを単体で使うことはまずないと思いますが、他の調味料と混ぜることで、コクや甘みをだすことができる不思議な調味料です。
ドイツではみりんを手に入れることができ、汎用性が高く、味をつけること以外にも、料理にツヤをだしたり、お肉やお魚を柔らかくしたり、食材への味を浸透しやくしたりと、まさに万能な調味料なのです。

日本にはみりんを使って作ることができる数多くの料理があります。
焼き物から煮物までと多様性に優れており、みりんを1本持っているだけで料理のレパートリーを増やすことができます。
また日本人の味覚にもよく合うので、多くの人に好まれる味を作ることができます。
みりんを少し加えるだけで、手軽に作れるものから少しの手間と工夫で気の利いた料理を作ることもできます。
そんな、料理に欠かせない「みりん」を使った日本で人気のおすすめ和食料理ランキングベスト5をご紹介します。

5位:鯖のみぞれ煮

鯖は単体だと好みがわかれる部類に入ると思いますが、味付けをして煮込むことで食べやすくすることができます。
その1つのこの料理があげられます。鯖にはあらかじめ塩を振って30分程度置き、味を染み込ませておきます。
この料理には大根おろしを使いますが、大根おろし単体には味がありません。
そこに味つけするための「だし」としてみりんを使います。

だし汁だけでは味が薄いのですが、ここにみりん、酒、醤油を加えることでしっかりとした味をつけることができます。
この味付けにより、鯖独特の生臭さや風味を消してくれるので、食べやすい味に変えることができます。
またこの味付けは汎用性が高いので、鯖ではなくとも、他のお魚やお肉で代用することもできます。

4位:つくね

日本ではよく串刺しにして出されることが多いですが、片手で食べられるその手軽さがお酒のおつまみとして好まれる理由かもしれません。
つくねの味付け用のタレとして、みりんを使うのですが、この甘辛のたれがつくねによく合うのです。
タレのついていない「塩つくね」というものも見かけますが、タレがついている方が、味が染み込んでいておいしいように感じます。
またみりんの効果で表面にツヤをだすこともできます。

つくね自体には鶏挽肉を使うことが多いですが、ここに豆腐を加えることでふんわりとした食感を出すことができ、また少しカロリーを抑えることもできます。さらにしいたけを加えることで食感がよくなるのでおすすめです。

3位:肉じゃが

日本の料理代表と言っても過言ではないくらい、和食の定番として好まれる方が多い一品です。味がしっかりついているので野菜嫌いな人でも食べやすく、また煮込むことにより固い食材が一切ないので、子供からご高齢の方まで、万人に受け入れやすい料理になります。
この料理は野菜やお肉をふんだんに使うので、1品で多くの栄養をとることができます。

じゃがいも、玉葱、人参などの野菜やしらたき、牛肉を切ったあとは野菜やお肉を切った後はみりん、醤油、酒、砂糖などと煮込むだけなので、簡単に作れる料理です。
野菜やお肉に味が染み込むので、時間が立ってもおいしさを保つことができます。

2位:鶏の照り焼き

鶏肉は汎用性が高くまた他のお肉に比べて安価に手に入るため、食材に使う方は多いかもしれません。
鶏の照り焼きは、オーブンやグリルを使わないといけないと思われるかもしれませんが、フライパンで作ることができます。
フライパンなら、大体どの家庭にもありますし、短時間で調理でき、また片付けも簡単です。

調理する前の下処理として鶏肉にフォークなどで刺して穴をあけておくと、味が染み込みやすくなります。
そして醤油、みりん、酒、砂糖を混ぜ合わせたタレを事前に作っておきます。そのあとは鶏肉を焼いて途中でタレを加えて煮詰めればできあがりです。
簡単に作れ、かつ冷めてもおいしいのでお弁当のおかずとしても重宝する一品です。

1位:まぐろの漬け丼

寿司ネタとしても人気の高いまぐろは、漬けにするとより一層おいしさが引き立ちます。
まぐろは醤油につけて食べることが一般的ですが、そこにみりんを加えるだけで、コクのある甘みをたすことができます。
またみりんの効果によりまぐろの表面にツヤを出すことができるので、料理を一層おいしく見せることもできます。

この料理は、醤油、みりん、酒、わさびを混ぜたタレに数時間程度まぐろを漬けておくだけで、準備は完了です。
あとは調理時間がほとんどかからずにすぐに食べられる手軽さがあり、これだけで1食分になるのもランキングの1位に選んだ理由です。
栄養価の高いとろろとまぐろは相性がいいので、まぐろと合わせて丼の上に乗せて一緒に食べるのがおすすめです。

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ヨーロッパで知名度は低いが高評価の日本食4選

ヨーロッパで知名度は低いが高評価の日本食4選

ヨーロッパで生活していると、友人や仕事の同僚から「日本食を食べてみたい」と言われることがあります。
しかしこんな時に困るのが「出来ればヨーロッパで有名なもの以外が食べてみたい」という一言が付いてしまったとき。

この記事はそんな期待に応えたいと思った方に向けて書いてみました。

知名度は低いが料理すると高評価の日本食4選

こう言われても、そもそも日本食になれている日本人には何が有名で何が知られていないのか、あまりイメージがわかないかもしれません。

和食といえばお寿司はもちろん有名ですが、逆にいえばお寿司が有名過ぎて、他の和食の知名度が低い部分もあります。
そこでこの記事を読んで「そういえばこれがあったな」と思っていただければ幸いです。

おでん


日本の冬の定番といえばやはりおでんですね。
おでんが日本のどこでも、それこそコンビニエンスストアに行けば買えるからと言ってヨーロッパでも有名というわけではありません。
味のしっかり染みたあつあつのおでんを出すととても喜んでもらえます。
ヨーロッパでは複数人で一つの大皿や鍋料理などをシェアする文化が無いので、初めておでんを見るヨーロッパ人にはどう食べていいのか困惑されることもありますが、出汁の優しい味は色んな人が好きになれる味です。

おでんを作る主な材料は、好きな具材(にんじん、大根、ソーセージ等)、酒、みりん、出汁です。
この中で具材はヨーロッパのスーパーでそろえるのですが、にんじんやソーセージはどこでも購入できます。
大根はおでんの人気食材ではありますが取り扱いは国や地域によりますし、日本のように簡単に手に入るとは限りません。
酒、みりん、出汁は日本食品店でなら取り扱いがあるので、日本食品店で探してみてください。
味は落ちてしまいますが、みりんと酒抜きでも作れるようなので近所で買えない方や高くて買いにくい方は試してみてください。

肉じゃが


肉じゃがは日本の家庭料理の定番中の定番ですね。
肉じゃがはイギリスのビーフシチューが元だと言われていますが、だからといってヨーロッパでも有名なわけではありません。
味も日本の調味料を使っているためビーフシチューとはかなり違っていますし、和風でしっかりとした味がついているためとても気に入ってもらえます。

肉じゃがには、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、牛肉、醤油、みりん、酒がよく使われます。
にんじん、じゃがいも、玉ねぎはもちろんスーパーで買えますが、牛肉は日本のように薄切りや細切れを取り扱っていることは少ないので、美味しそうなものを自分で切ったりして使うことになります。

醤油は最近ヨーロッパのスーパーでも取り扱いが増えているため、近所のスーパーでも購入できる可能性が高いです。
みりんと酒に関しては先ほどのおでんと同じく、近所のスーパーではなく日本食品店に探しに行く必要があります。

豚の生姜焼き


こちらも日本では定番の料理ですが、海外ではあまり知られていません。
ですがさすがの肉料理、みんな飛びつきます。

材料は、豚肉、玉ねぎ、生姜、みりん、酒、醤油です。
豚肉は牛肉と同じく薄切りはあまり売っていないので、自分で切ったり、あえて分厚めの骨付き肉なんかで作ってみても美味しいかもしれません。

玉ねぎはもちろんスーパーで買えますが、生姜は取り扱いがないこともしばしばあるので、野菜コーナーに置いていなかった場合はスパイスコーナーに行くと、粉の生姜が置いてあることが多いので、そちらも探してみてください。

そしてみりんと酒はここまでのものと同様に、日本食品店での購入が必要ですし、醤油は近所のスーパーでも取り扱いがあることが多いので、探してみてください。

ちらし寿司


これは寿司ではないのか?と思うかもしれませんが、一般的な寿司に比べると知名度はかなり低いのでここで紹介します。
ちらし寿司はベースの寿司飯や卵を用意できれば、かなり自由度の高い料理なので相手の好みの具材を加えることも出来ます。

基本となるのが、米、寿司酢、卵、海苔、その他好きな具材です。
米は日本米をスーパーで買うことは難しいですが、リゾット用の米なら簡単に手に入るので、それでよければスーパーでリゾット用を、日本米が良ければ日本食品店で購入しましょう。

酢はスーパーで売っていても寿司酢は基本的においていないので、寿司酢にこだわりがあれば日本食品店で、そうでなければ酢と砂糖と塩で自作できるので、それでも十分楽しめるのではないでしょうか。
もちろん日本食品店ですしのこを買ってもいいでしょう。

卵はスーパーで買うとして、海苔はたまにスーパーでも売っているので、スーパーを探してもなければ日本食品店で購入しましょう。
その他の具材は、基本的に自分で好きに選べますが、よく入っているものとしては椎茸や海老などがあります。

スーパーでマッシュルームは売っていても椎茸はめったに売っていないので日本食品店を探してみてください。

海老はスーパーで冷凍のものが売っていることがあるので、それがあれば買ってみてもいいでしょう。
ただし経験上、ヨーロッパの冷凍海老は酒につけても臭みが取れないくらいの臭さのことも割と多いので、その点は気を付けてください。
その他にもサーモンやキュウリなど色々あるので、ぜひ自分で探してみてください。

まとめ

以上がヨーロッパ人には知名度が低いが高評価の日本食4選です。
いかがでしょうか?
こう見ると、みりんや酒は日本食を作る際に割と頻繁に必要になるので、取りあえず買っておいたほうがいいかもしれません。
近所に日本食品店がない、あるけど品揃えが悪い、そういう方にはオンラインショップが非常に便利です。

弊社のドイツを拠点としたオンラインショップでもみりんや酒、様々な日本の食品食材をテーブルサイズから業務用まで幅広く取り扱っておりますのでぜひ一度ご覧ください

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日本とヨーロッパではマヨネーズの味が違う?日本とドイツのマヨネーズを比較します

日本とヨーロッパではマヨネーズの味が違う?日本とドイツのマヨネーズを比較します

家庭で定番の調味料マヨネーズ。様々な料理に使用され、日本で多くの人々に愛されるマヨネーズですが、ドイツにももちろんマヨネーズはあります。しかし同じマヨネーズという名前でも、日本とドイツのマヨネーズを比べると、全く同じ味というわけではありません。

日本とドイツのマヨネーズにはどんな違いがあるのか。どちらの国でも良く使われるこの調味料を比較してみました。 

日本とドイツのマヨネーズは何が違うか

 

ドイツのスーパーで買えるマヨネーズ

ドイツのスーパーのドレッシングのコーナーには、THOMYのような有名メーカーから各スーパーのプライベートブランドまで様々なマヨネーズが並んでいます。容器は日本のマヨネーズと全く違い、細長いアルミのチューブ、プラスチックのボトル、そしてガラス瓶の3タイプが主流です。更に商品のラベルを見ると、Delikatessmayonnaise(デリカテッセンマヨネーズ)、Mayonnaise(マヨネーズ)、Salatmayonnaise(サラダマヨネーズ)、Remoulade(レムラード)、Salatcreme(サラダクリーム)と同じような見た目でもいくつかの種類があることがわかります。一体どのような違いがあるのでしょうか。
 

ドイツのマヨネーズの種類 

マヨネーズに関する欧州規定によると、マヨネーズとは卵黄と食用植物油脂を材料とする乳化調味料で、脂質が総重量の70%以上、卵黄は5%以上の割合を占めるものと定められており、ここに酢やレモン汁などを加えて作られます。

その中でも、通常のマヨネーズよりも質の良いオイルを使用していたり、卵黄含有率が明らかに高いなどの付加価値のある特徴を持つものはデリカテッセンマヨネーズという名称を謳うことができます。

サラダマヨネーズは卵黄と食用植物油脂から作られるマヨネーズタイプの調味料で、脂質が少なくとも50%であるものを指します。

そしてレムラードはマヨネーズまたはサラダマヨネーズにハーブや刻んだ香味野菜を加えたもので、脂質は少なくとも50%。よく使われる材料としてパセリやチャービル、チャイブ、タラゴン、胡椒、ケイパー、マスタード、玉ねぎ、そしてピクルスが挙げられます。

サラダクリームとは、脂質含有量がサラダマヨネーズより少ないものを指します。特に規定で定められてはいませんが、15%から35%の商品が多いようです。

ちなみに日本のマヨネーズは、食品表示法に基づく食品表示基準によって『半固体状ドレッシングのうち、卵黄又は全卵を使用し、かつ、必須原材料、卵黄、卵白、たんぱく加水分解物、食塩、砂糖類、蜂蜜、香辛料、調味料(アミノ酸等)、酸味料及び香辛料抽出物以外の原材料及び添加物を使用していないものであって、原材料及び添加物に占める食用植物油脂の重量の割合が六十五パーセント以上のもの』*と定められています。 

日本とドイツのマヨネーズの比較:原材料と味の違い

日本のマヨネーズもドイツのマヨネーズもメーカーやブランドによって味の違いはあるでしょうが、ドイツのマヨネーズは日本のものと比べると全般的にあっさりとしていて酸味が少なく、甘みがあります。

野菜と合えてサラダに使われることも多いですが、ドイツでのマヨネーズの使い道といえばフライドポテトでしょう。
市場やお祭りの屋台でもレストランでも、山盛りのポテトにケチャップだけでなくマヨネーズをつけて食べることはドイツでは一般的です。
揚げたてのポテトフライにドイツの甘めのマヨネーズがよく合います。

 

しかし、このドイツのマヨネーズを日本のレシピに使用すると、味の違いから物足りなさを感じる日本人は多いようです。
日本のキューピーマヨネーズとドイツで代表的なTHOMYのデリカテッセンマヨネーズの原材料を比べてみましょう。

まずキューピーのウェブサイトによると、キューピーマヨネーズの原材料は次のようになっています。 

食用植物油脂(国内製造)、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む)

ドイツで売られている日本製キューピーマヨネーズの原材料表示はウェブサイトの表示よりも詳しく、植物油脂には菜種と大豆が使用されており全体の70%の重量であることと、卵黄は14%の重量であることが記載されています。

これに対してTHOMYのデリカテッセンマヨネーズは、

ひまわり油80%、アルコール酢、卵黄6.2%、マスタードシード、香辛料、ヨード添加食塩、砂糖

であることがウェブサイトで確認できます。
つまり、ドイツで一般的なTHOMYのマヨネーズはキューピーマヨネーズよりも油分が多い代わりに卵黄の割合が少なく、使用されている酢もより酸味が強いものであることがわかります。

特にポテトサラダのようにマヨネーズをたくさん使用する料理にドイツのマヨネーズを使うと、思っていた味と違う仕上がりになってがっかりするかもしれません。酢やレモン汁で酸味を足すことはできても、日本のマヨネーズのようなコクを補うことは難しいでしょう。慣れ親しんだ味をドイツでも楽しみたいなら、やはり日本のレシピは日本のマヨネーズを使って料理するのがいいかもしれません。 

ドイツで買える日本のマヨネーズ

それでは、ドイツで買える日本のマヨネーズにはどのようなものがあるのでしょうか。
在独日本人の多い街にある日本食材店なら、複数ブランドのマヨネーズを購入することもできるでしょう。
しかし日本だけでなく、韓国や中国、タイなどの商品も扱うアジア食品店で最もよく見かける日本のマヨネーズといえば、やはりキューピーマヨネーズになります。



ただ、様々な国の食材が並ぶアジアショップなので、日本製だけでなくタイやベトナム用に製造されたキューピーマヨネーズが販売されていることもあります。
同じキューピーのマヨネーズでもターゲットとする国によって原材料に違いがあり、若干味も変わりますので、購入の際はパッケージ裏面を確認してから買うことをお勧めします。

また、弊社のドイツを拠点としたオンラインショップでも日本のマヨネーズを始め、醤油やみりん、様々な日本の食品食材をテーブルサイズから業務用まで幅広く取り扱っておりますのでぜひ一度ご覧ください。

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