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ドイツ人が好きな日本食。料理すると喜ばれるおすすめの日本食や調味料とは

ドイツ人が好きな日本食。料理すると喜ばれるおすすめの日本食や調味料とは

ドイツで学生や社会人として生活していると、友人や同僚に「何か日本食は作れないか」と聞かれることが多々あります。

その際にどんな日本食を作ると喜ばれるのか気になる方も多いことでしょう。
ここではそんな疑問に答えていきます。

ドイツで作ると喜んでもらえる日本食や好まれる食材

ヨーロッパやドイツで人気、かつ現地のスーパーや日本食品店で材料を揃えられる日本食について解説していきます。

友人や同僚を呼んで日本食パーティーをするときなどに失敗したくないという方に特に役立てていただけます。 

定番中の定番、寿司



ドイツ人や海外の人に一番聞かれるのは間違いなく、「君は寿司を作れるか」です。

やはり海外で一番知名度があり人気もある日本食は寿司であり、多くの場合は真っ先にこれを聞かれます。

正直なところ、にぎり寿司を作ることも不可能ではありませんが、素人には難易度が非常に高いです。

そのため、他の人に振る舞うのに適しているのは巻き寿司だと言えます。
なので、ここでは巻き寿司を作るということを念頭に置いた解説とします。

巻き寿司の主な材料は、米、酢、海苔、魚介類、野菜、調味料です。
米と酢はドイツのスーパーでも多く売っており、日本米や既製品の寿司酢でなくてもいいという場合は簡単に済ますことができますが、そこにこだわりがある場合は日本食品店で購入する必要があります。

もちろん寿司酢ではなく、すしのこを日本食品店で購入するという選択肢もあります。


海苔はドイツの小さいスーパーでは取り扱いがないので、大きいスーパーなどで購入ができます。

魚介類はサーモンであればスーパーで購入することができますが、それ以外の選択肢に関しては海老や貝類を中心に冷凍での取り扱いがあるお店もあります。
しかしマグロや白身魚に関しては取り扱いも少なく、生食できるか怪しいという問題点があります。

野菜はレタスや胡瓜などが一般的ですが、幸いドイツでもこの辺りの食材はスーパーマーケットで購入ができます。

その他調味料として、醤油はドイツ、ヨーロッパのスーパーでも段々と市民権を得てきており、取り扱いのある店舗が増えているので見つけることはあまり難しくありません。

ただし刺身醤油はさすがに置いていないので、わさびも含め必要であれば日本食品店などからの購入が必要です。

また、マヨネーズはスーパーで買えるので問題ありませんが、日本のものとはマヨネーズの味が違うので注意が必要です。

健康食として人気、味噌汁



健康志向の方を中心に人気のある日本食が味噌汁です。

主食ではありませんが、他の日本食と一緒に出したり軽食として出したりするとかなり喜んでもらえます。

みそ汁を作るのに必要な主な食品は、味噌、野菜、出汁、その他(豆腐等)です。



味噌はドイツの一般的なスーパーではなかなか売っていませんが、BIO系のスーパーであれば取り扱いがある場合もあります。
ただし味噌にこだわりがある人や、赤や白を選びたい場合は日本食品店で購入する必要があります。

野菜は入れたいものが人によって違うと思いますが、例えばにんじん、じゃがいも、玉葱、茄子などであれば基本的にドイツのどこのスーパーでも買えますが、ねぎなど取り扱いのあるスーパーが前者に比べて少ないものもあるので注意してください。

出汁はさすがに日本食品店などでないと売っていないので、出汁が絶対に必要だという方はそちらで探しましょう。

その他に追加で入れたいものとして豆腐やワカメ、油揚げなど色々あると思いますが、豆腐に関しては一部のスーパー(BIO系含む)でも買えることがありますが、それ以外のものも含めて基本的には日本食品店に買い求める必要があります。

ちなみに、インスタントの味噌汁が一部のスーパーで売っていることもあるので、それで十分だという方はそちらをスーパーや日本食品店で探すのも良いでしょう。

人気の味付け、照り焼きソース



少々意外に感じる方もいるかもしれませんが、日本の照り焼きが好きな海外の方というのはそれなりに多いのです。

照り焼きソースはドイツ人やヨーロッパ人の口に合うおかげか、日本の食材の中では比較的見かけることの多い食材です。
また、照り焼きソースは自宅でも材料さえあれば割と簡単に作ることができます。

必要なのは、醤油、みりん、料理酒、砂糖です。
醤油は寿司のパートでも解説した通り、日本食品店はもちろん、ドイツや他ヨーロッパのスーパーでも取り扱いが増えており、比較的簡単に用意することができます。

しかし、みりんや料理酒はドイツのスーパーで取り扱いがあることはほぼないので、日本食品店で買いそろえる必要があります。

砂糖はどこのスーパーでも取り扱いがあるので何の問題もありません。

番外編、チャーハン



正確には日本食ではないのですが、海外の方が食べてみたいと言われることがあり、出すと喜んでもらえたのがチャーハンです。

中華料理店やベトナムレストランなどでも食べることができ、ドイツでも食材の入手難易度が比較的簡単で作るのも難しくないのでレストランでも家でも食べられる人気料理です。
レストランでも食べられるおかげでドイツ人にも知られており、手軽でおすすめの一品です。

主な材料は、野菜、米、卵、調味料です。
野菜に関してその他の日本食の材料と同様に、にんじん、玉葱等は簡単に集められます。

米は冷ご飯を使うことが多いかもしれませんが、こちらも既に他の日本食で述べられている手段で揃えることが可能ですし、インディカ米であってもヨーロッパのスーパーで良く売っているので問題なく揃えることができます。

調味料については、塩胡椒はどこででも買えますが、人によっては鶏ガラスープの素など、さらに美味しくするための調味料を入れたいのではないでしょうか。

その場合は、味の素はたまにスーパーでも取り扱っていますが、それ以外の鶏がらスープの素のようなものは小規模のスーパーでは手に入らないこともありますので、大きめのスーパーマーケットや日本食品店、アジアンショップなどに行きましょう。

まとめ

以上がドイツで作ると喜んでもらえる日本食に関する解説です。

友人や同僚との話の流れで、「それなら今週末に遊びに行くから作ってもらえないか」となってしまい、ついつい断れず焦ってしまうということは割とよくある話です。

そんな時には特にこの記事を参考に、何がどこで買えるのか、どれなら間に合うのかを考えてもらえたらなと思います。

近所に日本食品店が無い場合や、急な頼みにいつでも応えられるよう準備しておきたいという方は、オンラインショップが非常に便利です。

弊社でもドイツを拠点としてオンラインショップで醤油やみりん、すしのこなど様々な日本の食品食材や調味料を取り扱っております。

50ユーロ以上のお買い物でドイツ内の配送料も無料になりますので、よろしければ一度ご覧になってください。

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ドイツ人が苦手な日本食とは。日本食の好き嫌いについて

ドイツ人が苦手な日本食とは。日本食の好き嫌いについて

ドイツに移住した日本人の方の中には、ドイツの方々と一緒に食事をする機会なども多々あるかと思います。

レストランで食事をするというだけではなく、自分の家に友人を招待して日本食をふるまうということもあるのではないでしょうか。

しかしご存じの通り、ドイツと日本の食生活の間にはいくつかの違いがあるのも事実です。

せっかく料理を出しても、相手の口に合わず喜んでもらえないととても残念ですよね。
そうならないためにも、ドイツ人の食の好き嫌いを把握しておくことはとても大事になってきます。

そこで今回はドイツ人の日本食の好き嫌いについてみていきます。

どんな日本食はドイツ人の好き嫌いが分かれるのか?

日本人にとっては美味しく感じるものであっても、ドイツ人にとってはあまり美味しいとは感じないものや、中にはまったく口に合わないものも多々あります。

それらはドイツ人と日本人の食習慣の違いに起因するものや、そもそも普段身の回りに似たような食べ物がないため食べ慣れていないなど、その原因は様々です。

以下に好き嫌いが分かれる日本食の具体的な例をあげてみます。

納豆



おそらく多くの日本人にとって、一番想像しやすい外国人の好き嫌いが分かれる日本食が納豆ではないでしょうか。

ドイツの食材を見渡しても納豆に近いものはなかなか見当たりません。

一般的なスーパーなどにも、日本食をはじめとした、アジアの食材や調味料は比較的どこでも見ることができますが、やはり納豆を置いているお店はめったにありません。

独特な匂い、ねばねばした食感、糸を引くその見た目など、ドイツ人にとってはとても奇妙に見える食材であり、あまりの食材のユニークさに食べることを戸惑う人もたくさんいます。

私たち日本人は食べ慣れているのであまり感じないかもしれませんが、そもそもドイツの人の中にはどのように食したらよいかわからない人もいます。

タコ



こちらも日本ではおなじみの食材ですが、ヨーロッパでは地域差はありますが、ドイツではそれほど一般的な食材とは言えません。

スペインやイタリアなど地中海沿岸の国などでは伝統的にタコを食べる習慣がありますが、フランス、ドイツ、イギリスなどのヨーロッパの北側の地域ではタコを使った伝統料理はほとんどありません。

そもそも、宗教上の理由によりタコを食べることに対して忌避感を抱いてきたという歴史があります。
イギリスではタコを「デビルフィッシュ(悪魔の魚)」と呼んで忌み嫌っていたのはよく知られています。

そうしたことの原因の一つとして、キリスト教の原点となったユダヤ教の戒律があるとされています。
ユダヤ教の戒律の中にはヒレやウロコを備えていないタコ、イカなどは食べてはならないというものがあったとされています。

そうした歴史的な背景に加えて、見た目も相まって、タコを食べることを忌避するようになったとされています。

最近でこそお寿司がドイツで一般的に食べられるようになり、ドイツ人が生で魚を食べる機会も増えましたが、それでもタコの食感や見た目のインパクトから、なかなか食べることができないというドイツ人もまだまだ沢山います。 

あんこ



日本の和菓子を代表するあんこですが、ドイツの人の中にはあまり口に合わないという人も少なくありません。

その理由としては、あんこ独特の甘さに原因があるようです。

ドイツにもケーキやチョコレートなど甘いものは当然あるのですが、あんこの甘さはドイツ人からすると甘すぎると感じるようです。

そもそもドイツ人にとって豆が甘く煮て食べるということ自体が驚きのようで、そのような珍しさから好き嫌いが分かれる和菓子となっているようです。

大皿料理・鍋料理



日本人にとっては、大皿料理をみんなでシェアすることや、冬になったら鍋料理をみんなで囲んで食べるといったことは当たり前の光景ですが、ドイツ人はそのように一つのお皿やお鍋をみんなでシェアして食べるという習慣がなく、自分のお皿は自分のものということが一般的です。

日本ではレストランなどで食事をする際、取り皿が出てくることは普通のことですが、ドイツではこちらからウェイターの人にお願いしない限り、取り皿が出てくるケースはほとんどありません。

レストランにもよるかと思いますが、取り皿をお願いすると戸惑われることや、いやな顔をされることもあるそうです。

ドイツにも日本料理やアジア料理のお店が増えてきているので、みんなとシェアすることが平気な人も当然いますが、やはりまだそのことに抵抗感を持っている人は多いようです。

ドイツ人と食事をする時や、家に招いて食事をふるまう際は、こうした文化の違いに注意を払う必要があるかと思います。 

卵かけごはん



日本では醤油などを加えておいしくいただく定番のメニューですが、こちらもまたドイツ人にとっては好き嫌いの分かれるものになっています。

そもそも生卵はサルモネラ食中毒を起こしやすいもので、安全に食べるためには徹底した卵の洗浄を行わなくてはなりません。

他の国と比べて日本は卵の衛生管理が徹底していることもあり、生卵を食べても食あたりをすることは少ないのですが、ヨーロッパの一部の国を除いて、生卵を安全に食べられるように管理している国はごく稀です。

もちろんヨーロッパの中にも生卵を使った料理やお酒はあるのですが、やはりしっかり火を通して調理することが一般的なので、生であったりすると衛生的ではないのではないかと警戒してしまうドイツ人が多いみたいです。

シラス



ご飯のお供にシラスをおいしくいただく方も多いかと思います。
日本では生シラス丼が鎌倉で食べることができ、とても有名ですよね。

ただドイツの人の中にはシラスが大量にご飯の上に乗っている光景が、気持ちが悪いと感じる人もいます。
シラスの小さな目がご飯の上にたくさんあることに苦手と感じ、魚をまるごと全体的に食べることに慣れていないドイツ人には奇異に映ります。

タコの話でも触れていますが、ヨーロッパでは元々生の魚を食べる習慣があまりありませんでした。

日本の寿司や刺身が少しずつドイツにも浸透して来ていますが、まだまだ馴染みのない食べ物も多く、生き物の印象が強いシラスはドイツ人にインパクトが強いので気をつける必要があります。

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どんな日本食品や食材はヨーロッパのスーパー、お店で買えるか?

どんな日本食品や食材はヨーロッパのスーパー、お店で買えるか?

ヨーロッパで暮らしていると日本食が食べたいと思うことはしばしばあるのではないでしょうか。

そんな時に必要になる食材がありますが、どのような食材はスーパーでも見つけられるか把握していますか?

そこで今回はヨーロッパのスーパーやお店で買える日本食の食材について解説していきたいと思います。

ヨーロッパのスーパーやお店で買える日本食の食材 

様々な日本の料理を作るときに必要となる、日本食で使う基本的な食材を紹介していきます。

特にヨーロッパに移住予定の方は手に入りやすい食品を知ることで、引越しの際日本から何を優先して持っていくべきか、荷造りの参考にできます。

基本のさしすせその”せ”、醤油:入手難易度☆



大半の日本食を作るのに必要となるのが醤油です。


最近ではヨーロッパの普通のスーパーでもアジア系の食材を置くコーナーが小さいながら用意されている店舗が増えてきています。

そのため、醤油を手に入れることは比較的簡単になりつつあります。
近場のスーパーで置かれているのは、キッコーマンの瓶タイプの醤油になります。

しかし選択肢は限られていますので、バラエティーやサイズに幅が欲しい場合は日本食品店やオンラインショップを使うことをおすすめします。
薄口と濃口の両方の取り扱いがある可能性が高いですし、それだけでなく刺身醤油などもおいてあることもあります。
自分が必要としているタイプの醤油が見つかるでしょう。 

つなぎや揚げ物に重宝、パン粉:入手難易度:☆☆

ハンバーグやとんかつなどを作るときに必要となるのがこのパン粉です。
固めや乾燥したパンを削ることで代用することはできますが、手間がかかるし綺麗に削れないことも多いです。

そこで、やはり袋で売っているパン粉が欲しくなるのではないでしょうか。

店舗によってはスーパーでパン粉を買うことは可能ですが、逆を言いますとどこにでもあるわけではありません。
近隣のお店で見つからない場合は日本食品店やアジア系のショップであれば高確率でパン粉の販売があります。
大型のスーパーであれば取り扱っていることが多くなります。

ちなみに、同じく揚げ物に必要な小麦粉ですが、こちらに関してはヨーロッパのスーパーでどこでも売っています。
粉類でまとめておいてあることが多く、簡単に見つけられます。
ただし、薄力粉、中力粉、強力粉の全種類が置いてあるかは、お店にもよるので、そこは注意が必要です。 

家でお寿司をするときに、わさび:入手難易度☆☆



出番こそ少ないですが、家でお寿司をするときに欲しくなってしまう、わさび。

ヨーロッパに住んでいると、現地の友人や同僚にお寿司を食べてみたいと言われ、家でお寿司パーティーをするなんてこともあります。
海外の人も、わさびが食べてみたいと言ってきたりと、実はわさびの知名度は高くなっています。

ヨーロッパのスーパーでも最近わさびを取り扱う店舗が出てきています。
わさびを使った創作料理や順位にスパイスとして使われているのか、はたまた日本食の人気が上がっているからか、アジア系の食材コーナーに上記の醤油とともに置いてあることがあります。

色々な日本食に必要、出汁と味噌:入手難易度☆☆



味噌汁などの色んな日本食に必要とされる出汁、ヨーロッパでカツオ節や昆布から出汁を取るのは非常に困難です。

また出汁をヨーロッパのスーパーで買うことは基本的にできず、これらはまず売っていません。

出汁関連の食材は日本食品店やアジアンショップ、またはオンラインでの購入が必要となります。

こういった場所であれば、様々な種類の出汁が取り扱っています。
しかし出汁類の中でもが顆粒タイプやパック入りの出汁は大型のスーパーなどで取り扱われているケースがあります。
これであれば、ヨーロッパで手に入れにくい材料を使って出汁をとる必要もなく、短時間で料理を完成させることができます。

味噌汁以外にも、もちろん日本食のベースとして必要であったり、炊き込みご飯の素として使うことも可能です。

また、味噌汁を作るのにはもちろん味噌が必要とされます。
この味噌もヨーロッパのスーパーでは大型店舗以外では中々買うことができません。

他には、ヨーロッパの健康志向の食品を販売しているBIO系のショップなどでも、健康食として味噌が売っているところが増えています。

サイズですが、日本でよく見る大きさのパックで売っていることは少なく、小さめのパックや袋で売っています。
量を必要としない場合や旅行用、友人の家などで使う小さいサイズを探している時はBIO系のショップから探すことができます。

最後に一点、日本ではどこでも買えるものですが、ヨーロッパでは意外にも買うのが難しい食品をご紹介します。

白米のお供に、ふりかけ:入手難易度☆☆☆



ご飯を食べるときに白米だけでは寂しく感じることありますよね。

そんな時にふりかけがあるだけで、ご飯が劇的に美味しく感じられます。
ふりかけはご飯にかけるのが基本ですが、お湯を足して、お茶漬けとしてごまかすこともできるなど様々な使い方があります。

お米が主食ではないヨーロッパ、またジャポニカ米意外にもパサパサした粘り気のないお米も多い国ではふりかけは馴染みのあるものではありません。

残念ながらふりかけはヨーロッパのスーパーでは取り扱いは中々なく、日本食品店などで購入できます。

生活圏に日本食品店がない場合や面倒くさがりな方にはオンラインショップからも探すことができます。

最後に

ヨーロッパのお店で買える日本の食材や食品はいかがでしたでしょうか?

海外に住んだことがある人にとっては、生活していく上で知っていくことですが、日本に住んでいて、いざ初めてヨーロッパに引越しとなると何が買えて、何が買えないのかの判断は迷う点です。

ふりかけなどの小さい調味料類はバッグのスペースにならないので、お気に入りの品を何点か持っていくことをお勧めします。

一方でお醤油などの液体系は重くかさばってしまうので現地での調達が便利です。
弊社のドイツを拠点としたオンラインショップでも醤油やみりん、様々な日本の食品食材をテーブルサイズから業務用まで幅広く取り扱っておりますのでぜひ一度ご覧ください。

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日本人はドイツでどこから日本の食材を調達している?ドイツでの食材調達ルートを大解説

日本人はドイツでどこから日本の食材を調達している?ドイツでの食材調達ルートを大解説

日本人がドイツに移住した時は手続き関係や通勤通学関係、住むところのために必要なものの購入や整理などやることがたくさんあります。その中でも忘れてはいけないポイントの一つが日本の食品調達ルートです。

日本人はドイツに引越しする際に、大体どんな日本の食品や食材を持って行こうか、考えてできる限り持っていきますが、液体物や重いものは持っていくのは大きな負担にもなります。

日本食をどんなに多く持っていっても残念ながらいつかは使い切ってしまい、いつかは現地から食材の調達する必要が出てきます。

今回はドイツで日本人はどこから日本食材を買っているかについてみていきます。

ドイツではどこから日本食が買えるのか?日本食調達ルートについて

ドイツに短期滞在であれば食材に関してはあまり考えないですみますが、長期滞在する日本人に取っては食事は生活の中でも大切なポイントの一つです。

特に半年や一年以上住む日本人は、現地でも日本食品を買うために努力を惜しみません。

ではそもそも、日本人はどこで食材を買えるのでしょうか?
これはドイツのどこに住んでいても、大体パターンが決まっています。
というのも、食材の調達ルートがどうしても限られてくるからです。

1:地元のスーパー

 

スーパーなどでも一部の日本の食品などは取り扱っていることがあります。

小さいスーパーは海外の食材などは取り扱っていることはありませんが、中規模のスーパーではアジア系のセクションがあり、そこでは中華料理や日本食の食材が一部置かれていたりします。

日本の食品だと巻寿司セット(ジャポニカ米含む)やガリ、寿司用のすし酢、醤油などが定番で、場所によっては味噌や照り焼きソースなどが取り扱われていることもあります。

しかし大型のスーパー以外ではそれ以上の取り扱いは期待できず、取り扱っている数も、基本は多くありません。
醤油にしても多くのところではキッコーマンのベーシックな醤油のみで、他の種類の取り扱いは無いなんてこともしばしばです。
また値段は比較的高いことが多く、特に小瓶の醤油などは定期的に買うには経済的に選択肢になれないのがポイントです。

2:日本食品店

やはり日本の食材で一番種類が多いのが日本食品店になります。

デュッセルドルフやハンブルク、ベルリンなど日本人の多くが住んでいる地域では日本食品店にアクセスができます。
日本の食品メーカーの食材も多く取り揃えていたり、日本人には馴染みのある調味料類やお米、味噌、日本のお菓子まで様々なものが手に入りるので食材を探している日本人家族にとって安定性は抜群です。

しかし裏を返すと、日本食品店は日本人の多く住むエリアや大都市など一部に限られてしまいどこにあるわけではありません。
また、質が高い分、また日本から輸入している食材などはどうしても料金が比較的高くなることがあります。

3:韓国食品店

 

韓国は日本の国土より小さく、人口は大体5,000万人超ではありますが、韓国人はチャレンジ精神に溢れており、また国民性もあってか海外で自営業の方も多いです。

人口が少ないと、ヨーロッパに住んでいる韓国人人口も自然と小さくなりそうですが、積極的に海外に出ていく人も多く、国や都市によっては日本人と同じぐらいの韓国人が住んでいることもあります。

韓国人が進出している場所には、それに合わせて韓国食品店や食材の卸業者がその地域に出てきており、日本の食材も販売されていることがあります。

韓国食品店は日本食品店より多く進出している国もあり、日本食品店が無い場所にも韓国食品店が進出していることもあります。

日本食と韓国食は似ている部分も違う部分もあります。
共通している点としてはジャポニカ米が主食や醤油を使用する点、違う点としては韓国は肉料理が多く、辛いものが好まれる点でしょうか。
似ている点もあり、大きいサイズのジャポニカ米や醤油が買えたり、うどん、蕎麦、カレールウ、海苔、そしてワサビ一部の調味料などは取り扱いされやすい食材です。

他には、韓国でもインスタントラーメンは庶民に非常に親しみのある食品ですが、辛いものを好む傾向があり、韓国のインスタントラーメンは基本的に辛いものばかりになってしまい、日本のインスタントラーメンの取り扱いなどはどうしても限られてしまいます。

値段は一概には言えませんが、韓国系が取扱の中心になる傾向があり、韓国の食材に比べると日本の食材は若干高く設定されていることがあります。

4:その他アジアンショップ

 

韓国食品店は都市圏では進出していることが多いですが、やはりそれでも限りはあります。

韓国食品店はヨーロッパのアジア系の食品店としては比較的新しく、伝統的に中国系の食品店やその他アジアンショップがドイツやヨーロッパでも多く展開されています。

都市部はもちろん、地方都市でもアジアンショップは見かけることができ、田舎のエリアに住んでいる人でさえアクセスがしやすいです。

日本食品店や韓国食品店より店舗数も圧倒的に多く、大型の店舗や区画一帯がアジア系の卸業者のエリアがあって大小様々な商品や食品、食材が手に入ることもあったりもします。

中国系のお店に限らず、ベトナム系などのアジアンショップもあり日本人には全く馴染みのない商品や、用途のわからない食材も多種多様に揃えていることがあります。

日本の食品も比較的多く取り扱いがありますが、その中でもアジアの国で生産された、見たことも聞いたこともないメーカーの食品やお菓子やスナック類などもあったりと、ちょっとした宝探しのような要素が出てきます。

値段はあまり高くなく、韓国食品店や日本食品店より安いケースも多いですが、その一方で商品のクオリティの判断が難しく、購入しても思ったより美味しくなかった、想像していた味と全然違ったなどのケースも起こりえます。

ここでは自分が知っている食品や調味料などを購入するのが一番失敗を避けられるでしょう。

5:オンラインショップ

田舎に住んでいたり実店舗に行くことは難しくても、日本の食品食材にアクセスする最適な方法にオンラインショップがあります。

弊社のオンラインショップも様々な日本の食品食材を取り扱っており、時間や場所を気にせずにショッピングすることが可能です。
また、弊社で50ユーロ以上のお買い物をしていただければドイツ内では送料無料でお届けができますので、徳用サイズのお醤油やみりん、消費の早い麺類、レトルト食品、重たいお米などを運ぶ手間を気にする必要もありません。

一般家庭用の商品から業務用まで幅広く取り揃えておりますので、ぜひ一度ご確認いただき、皆様ご家庭の食卓の一助としてご利用ください。

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鰹節

ヨーロッパで手に入りづらい日本食品や食材4選

欧州には駐在員として来る人、現地で就職先を見つけた人、ワーキングホリデービザを取得、留学や研究で来る人、そんな夫や妻に一緒に来る人、またはヨーロッパ人の恋人と結婚して移住に来る人、そしてもちろん旅行でヨーロッパに来る人など、ヨーロッパには背景が様々な日本人が各国に住んでいます。

ヨーロッパに住むそんな日本人誰しもが悩む問題が食べ物です。 海外に住む日本人はヨーロッパ人の食生活とは大きく違い、長期間住んでいると日本食が恋しくなってきます。

しかしこの食習慣の違いから、日本でいつも買っていた食材が近所のスーパーマーケットに行っても見つからないことがしばしばあります。また、同じ食材を見つけたところで、買ってみたら日本の味と全然違うということも珍しくありません。ヨーロッパで日本人が直面する、手に入りづらい食材や味が違うものについて見ていきます。

 

海外で多くの日本人が抱える食材調達の難しさ

ヨーロッパと一口に言っても各国で在留邦人の多さや日系企業の進出度合いはまちまちで、国によって日本の食材や馴染みのある食材のアクセスの難易度は変わります。 イギリスやドイツ、フランスなどはヨーロッパの中でも日系企業も比較的多く進出しており、たくさんの日本人が住んでいる分、日本の食品のアクセスも容易です。

一方、東欧に行くにつれて在留邦人も少なくなり、日本の食品への需要も少ないせいか取扱量も減っていき調達の難易度も上がります。中国や韓国ブランドでも似たような食品もありますが、今回はそれらを除外して日本のブランドの食品についてお話しします。

 

本みりんと料理酒

意外にも手に入りづらい調味料が日本食を作る上で多く使う本みりんや料理酒です。みりん風調味料はアジアンショップや日本の食品を取り扱うお店では見つけられますが、本みりんはあまり見かけません。

これには理由があり、本みりんと料理酒にはアルコールが含まれているからです。本みりんも料理酒もアルコール度数が14%前後になり、酒税がかかっています。

また、国によってはアルコールの入った食品の販売規制があり、アルコールを売るには別途許可を得たりする必要があります。例えばスウェーデンではアルコール度数3.5%以上の飲料はスーパーマーケットでは販売ができず、3.5%以上のアルコール商品はSystembolagetという国営のお店しか販売ができません。しかしSystembolagetは飲料用のお酒を販売するお店なので料理用の食品は取り扱っていません。

このように国によっては規制の影響で小売店が本みりんや料理酒を販売することが難しく、また酒税がかかる関係で値段も高くなってしまい小売店からすると販売が難しい商品になります。

他方、みりん風調味料はアルコール度数が1%未満なので酒税がかからず安価になり、ヨーロッパのスーパーマーケットなどでも取り扱いが容易になるという事情があります。

 

鰹節

お豆腐やお好み焼きのお供、出汁の一つとしても一般的、おにぎりで定番の具であるおかか、日本人に身近な商品で重宝されている鰹節ですが、実はこれもヨーロッパでは入手が難しい食品です。

ヨーロッパにきたことがある人や、住んだことがある人は鰹節を見かけることが無いことに気づいているかもしれませんが、そもそもなぜヨーロッパでは鰹節がないのでしょうか。

鰹節には商品の生成過程で付着する「ベンゾピレン」という発癌性物質がEUの基準を超える含有量のために問題視しており、日本からの輸入ができなくなっています。日本人からすれば長年食べている鰹節が身体に悪いのか驚きや疑問が出ますが、食品の規制などは国によって異なっており、こういった現象が起きるのです。

ヨーロッパでも一部で鰹節が入手できますが、販売されている食品はEUの基準を満たし作られた商品です。そんなややこしい鰹節ですが、EUで鰹節を巡る話に一つ興味深いできごとがあります。

2015年にイタリアで行われたミラノ国際博覧会が行われました。日本はミラノ国際博覧会でイタリアやヨーロッパで日本食をアピールする絶好の機会と捉え、日本食を大々的に売り込みを目指しました。しかし鰹節が上記で紹介した食品の輸入規制に引っ掛かりことになります。そこで日本政府はEUなどと交渉し、ミラノ国際博覧会会場内で消費されるものに限り特別措置として使用ができると特例を認めてもらいました。


日本人にとってはどこのスーパーでも買える基本的な調味料の一つですが、出汁を取る上で欠かせない鰹節は日本とEUが国ぐるみで動くほどの食品でもあります。

 

薄切り肉や細切れ肉

細切れ肉

豚肉の生姜焼きや牛丼、炒め物など料理をする人にとってスライスされたお肉や細切れ肉は様々な料理に登場する日本人には人気の食材です。

しかし、実はこのようにカットされたお肉はヨーロッパのスーパーではまず見かけません。ヨーロッパではお肉と言ったらステーキや煮込み料理、またはハンバーグやミートボールなどのひき肉になってしまい、スライス肉や細切れを使う料理がありません。

スーパーやお肉屋さんではスライサーがあるので、店員にお願いすればスライス肉を作ってもらえるかもしれませんが、店員はスライス肉など用意したことが無い人が多くリクエストしても困惑されて日本人の意図通りのスライスや細切れ肉を作ってもらえなかったり、豚肉はイスラム教のハラール肉(イスラム教の認証された方式でお肉を作っているか)と混ぜられないので断られることもあります。

日本の食材を売るお店やアジアンショップに行けば買えることもありますが、上で紹介した物とは別の難しさがあります。

みりんや鰹節はオンラインでお取り扱いさえされていれば購入できますが、お肉の難しいところは薄切り肉も細切れ肉も生鮮食品になりますのでオンラインショップで購入ができない点です。

生活圏で買えない場合は非常に手間ですが、家庭用のスライサーを購入して作るか、自分でお肉をカットするしかありません。

 

漬物類

漬物類はごはんとの相性が抜群ですが、ヨーロッパでは主食はジャガイモとパンになってしまい日本の漬物類は中々見つけられません。

タクアンや寿司用のガリなどはまだ見つけられますが、きゅうりの漬物や柴漬けなどは探す難易度がグッと上がってしまいます。

また漬物類は本来種類も多く、メジャーな漬物から地域限定であまり流通されないものまでありますが、そう言ったローカルな漬物はヨーロッパで買えるものは中々ありません。

例えば、九州では比較的ポピュラーな漬物に高菜漬けがあります。高菜漬けは豚骨ラーメンなどにもトッピングされていたりと日本人には馴染みがあるものですが、九州の出身の方には普段から食べる漬物の一つです。しかし高菜漬けをヨーロッパで入手するにはロンドンなど一部でしか手に入らず見つけるのは難しいです。

漬物類は英語でいわゆる「acquired taste」の食品です。つまり食べ慣れていって美味しいと感じる食べ物になり、外国人が初めて食べて直ぐに美味しいと感じることはあまりありません。

何度か食べるうちにだんだんと好きになる類のものですので、中国人や韓国人からの需要もほとんど見込めず、日本人でも好き嫌いの分かれやすい漬物類はヨーロッパでは手に入りづらい食品の一つです。

 

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ドイツで簡単に料理できる日本食7選

ドイツで簡単に料理できる日本食7選

日本から離れて生活しているとどうしても食べたくなってしまう時がある日本食。

しかし現地の日本食店で好きなものを食べようと思っても高額であったり、そもそもメニューがなかったりすることも多くあります。
この記事はそんな時に自分で料理して解決しようと思ったあなたに特にオススメです。

ドイツで作りやすい日本食を大紹介

これから解説するのはドイツで日本食を作る際に比較的簡単に調理できる日本食・馴染みのある料理です。

ドイツ以外で料理する場合も参考にできる部分がありますので、最後まで読んでいただけると幸いです。

カレー

<a href="https://pixabay.com/ja/users/melvinchia-129854/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=244291">Melvin Chia</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=244291">Pixabay</a>からの画像

まずは子どもから大人まで好きな人が多く、作り置きとしても優秀なカレーです。
カレーに使われる主な具材、玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・肉等はドイツのスーパーならどこでも購入できます。

これらはドイツだからと言って、日本の野菜と大きく味が違うということはありませんし、何も問題にはなりません。
カレーのルーはさすがにスーパーではなかなか売っていませんが、日本食品店でなら基本的に購入できるので最寄りのお店に探しに行くのがいいでしょう。


また、スーパーのスパイスコーナーでイギリス風のカレーパウダーが売っていることもあり、それを使えば日本のカレーに割と近いものが作れますので、近くに日本食品店がない場合はそちらを試してみるのもいいのではないでしょうか。

チャーハン


チャーハンは正確には日本食ではありませんが、馴染みのある料理としてここで
紹介します。
野菜や卵などの基本の材料は全てドイツのスーパーでそろえることが出来ます。

人によってはより本格的なチャーハンを作りたいと思うかもしれません。
その場合に使われる鶏ガラスープの素や中華料理向けのペースト等はドイツのスーパーではあまり売っていないので、日本食品店を探してみることをオススメします。

お好み焼き


ドイツでお好み焼きをしたい場合、お好みソース以外はスーパーで食材をそろえることができます。

基本的な材料は小麦粉、卵、キャベツ、ズッキーニまたはじゃがいも(山芋の代用)、ブイヨン(和風だしの代用)で、それにお好みで豚肉またはベーコン、揚げ玉の代わりにポテトチップス等を加えるだけで、皆さんが思っているよりも簡単に出来てしまうのではないでしょうか。

そして欠かせないのがマヨネーズに青のり、かつお節。

マヨネーズはもちろんドイツのスーパーで購入できますが、日本のマヨネーズとドイツのマヨネーズでは味がかなり違いますし、青のりとかつお節はさすがに買えません。
なのでお好みソースを日本食品店で購入する際に一緒に探しておくといいです。

また、お好み焼きの用の粉も日本食品店で売っていることが多いため、そこにこだわる場合はこちらもついでに買っておくといいでしょう。

茄子とひき肉のみそ炒め


この料理は手軽に作れて美味しいし、何よりご飯が進みます。
食材の茄子とひき肉はもちろんドイツのスーパーでも購入できます。

ショウガを加える場合、スーパーによってはショウガ自体が売っていることもありますし、無ければスパイスコーナーによくショウガパウダーが置いてあるのでそちらを購入するのもいいでしょう。

味噌はスーパーでは売っていないことが多いですが、日本食品店で購入できます。
酒やみりんも基本的にスーパーで売っていないため日本食品店に行く必要がありますが、酒は一応白ワインでも代用できなくもないので試してみてはいかがでしょうか。

親子丼

親子丼が好きで海外にいても食べたくなる人は多いのではないでしょうか。

鶏肉、玉ねぎ、卵といったメインの食材は簡単にスーパーでそろえられます。
みりんは茄子とひき肉のみそ炒めと同じく、日本食品店でないとほとんど置いてないですが、酒と砂糖で代用できます。
とはいえ酒も日本食品店くらいでしかなかなか手に入らないので、結局は日本食品店で購入するか、そもそも使わないかになります。

そして醤油はドイツのスーパーでも取り扱いがかなり増えてきています。
なので近所のスーパーで購入することも恐らく可能ですので、ぜひ探してみてください。

とんかつ


ドイツにはシュニッツェルというドイツ風のカツレツがありますが、こちらにはとんかつソースがついておらず、日本のとんかつが食べたいという方もいると思います。

とんかつに使う豚肉はシュニッツェルに使われるものと同じ肉を購入すればいいです。
ただし日本と違ってヒレ肉は取り扱いがなかったり少ないことが多いので、ロースが中心になります。
小麦粉や卵はスーパーで用意するとして、パン粉はスーパーによっては取り扱いがないことがあります。
その場合は硬め、または乾燥したパンを削ってそれを使うことができます。
どうしてもパン粉が欲しいけれどスーパーにない場合は日本食品店でも取り扱っていることが多いので、探してみるのもアリです。

炊きこみごはん


意外に思う方もいるかもしれませんが、炊き込みごはんも比較的簡単に、しかも様々なバリエーションを楽しむことができます。

例えば出汁を使う場合、煮出すためのパックに入った出汁であれば、そのパックを開けて中身をお米に混ぜて、醤油とその他入れたい具材があればそれらを加えて炊くことで美味しい炊き込みごはんを作ることができます。
もちろん顆粒タイプでも再現できるはずなので試してみてください。


ただし、出汁はドイツのスーパーには基本的に置いていないので日本食品店での購入が必要です。

出汁を使わない場合は、トマトホールを使った炊き込みごはんを作ることも出来ます。
この場合は出汁ではなくブイヨンを使えばよりおいしくなりますし、お好みでパセリや野菜等を加えたり、チーズをかけても美味しくなります。

その他にも色々と炊き込みごはんのレパートリーはあるので、自分で探したり工夫してみるのも楽しめていいのではないでしょうか。

まとめ

ここまでドイツで比較的簡単に料理できる日本食を紹介してきましたが、いかがでしょうか?
皆さんがより楽しく料理をする手助けになれれば嬉しく思います。

近所に日本食品店がない方や、日本食品店に探しに行く手間を省きたいという方はオンラインショップのご利用をオススメします。

弊社のドイツを拠点としたオンラインショップでも醤油やみりん、様々な日本の食品食材をテーブルサイズから業務用まで幅広く取り扱っておりますので、ぜひ一度ご覧ください。

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実はドイツで料理するのが難しい日本食

実はドイツで料理するのが難しい日本食

仕事の関係や留学などでドイツに留学する方も多いかと思いますが、そのように海外で生活をする際に気になることの一つとして、食生活があげられるのではないでしょうか。

家族にふるまう食事は日本にいた時と同じような日本食を用意してあげたい、長い海外生活をおくる上でやはり日本食が恋しくなってきた、外国の友だちなどに日本食をふるまう機会があるなど、海外で暮らすとはいえ日本食を用意する機会はたくさんあるかと思います。

最近ドイツを含むヨーロッパでもかなり日本食のレストランや日本食材を見かける機会も増えては来ました。

それでもまだドイツ国内で買うことのできる日本食材は限られており、ものによっては日本で手に入る値段の倍近くの値段で売っているケースもあります。

中には日本ではどこのスーパーでも売っているようなものが、ドイツではどこに行っても見当たらないことも少なくありません。

ドイツで料理するのが難しい日本食や日本の食材

 

上で述べた通り、日本食材を手に入れようとしても、日本で買う以上に値段が高い、どこか日本で買うものに比べて品質が違う、そもそもどこを探してもなかなか見当たらないなど、いろいろな理由で作ることが難しい日本食があります。

 以下では、ドイツでは料理することが難しい日本食を紹介していきたいと思います。

1.牛丼

<a href="https://pixabay.com/ja/users/takedahrs-12657/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=4162800">takedahrs</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=4162800">Pixabay</a>からの画像

牛肉を作るのに欠かせないのが薄切りの牛肉ですが、そもそもドイツなどのヨーロッパでは薄切り肉はほとんどスーパーなどで売られていません。

薄切り肉が欲しい場合は、ミートスライサーなどを用意して市販されている肉をスライスするか、精肉店などで店員さんにお願いして薄切りにしてもらうなどの方法があります。 

しかし精肉店でスライスしてもらう場合、定員さんも普段肉を薄切りにしてほしいといったような注文を受けていないので、なかなか定員さんに伝わらず、自分が思ったような薄切り肉にならない場合が多いみたいです。

それ以外でも、普段私たちが食べている日本料理は薄切り肉を使うことがとても多いので、それらの料理も日本にいるときと比べたら作りにくいかと思います。

2.魚介料理

 

ドイツは北部の一部以外はほとんど海に面しておらず、日本に比べて新鮮な魚が手に入りにくい国です。
そのため日本のようにスーパーなどで手軽に生魚が買えるわけではありません。

スーパーなどで魚は売っていますが、冷凍されたものがほとんどで、生魚に比べたら当然のことながら新鮮味や味などは劣ってしまいます。 
もちろん生魚も売っているところには売っていますが、やはり日本に比べたら値段が高いため、手を出しづらいのが現状です。 

このように、魚介を使った料理は作ることはできますが、手に入りづらい、味や鮮度が良くない、値段が高いなどの理由で、日本にいるときのようには気軽に作るのは難しいかもしれません。

3.海藻類

 

普段わかめなどをお味噌汁に入れていただくことはよくあると思いますが、わかめを含めた海藻類もやはり日本ほどは一般的ではありません。

わかめなどは最近スーパーなどで安く手に入ることができるようになったみたいですが、それでも味などは普段食べ慣れている日本のわかめの味とは少し違います。

それ以外の昆布やひじきなどもアジア系のスーパーなどに行けば売ってはいますが、やはり日本で買うよりも高価です。

イクラ

 

イクラはお寿司のネタとして使われているので、日本独特の食べ物かと思われている人も多いかもしれません。

しかし、もともとイクラという言葉はロシア語で「魚卵」を意味する言葉で、明治時代にロシアから伝わって大正から昭和の初期にかけて一般的になったとする説があります。

そういった理由から、ドイツのロシアンマーケットでイクラが手に入るので、決して絶対に手に入らないというわけではありません。

しかし普通のスーパーなどでもイクラは売っているのですが、そちらは値段が高いうえに、味も日本のものとかなり違います。

近所にロシアンマーケットがあればよいのですが、そうでないと日本のようなイクラ料理を味わうことはかなり難しいかもしれません。 

ちなみに筆者は昔小瓶に入ったイクラを買って、自分でイクラの醤油漬けを作ったことがあります。

基本の食材は醤油、みりん、酒などドイツであれば入手難易度も種類も少ないので作ってみました。

しかしレシピ通り作ってみたものの、日本のイクラ醤油漬けとは味が全然違っており、その時に初めてイクラの味自体が違うのだと気づいた、苦い思い出があります。 

マヨネーズ

 

マヨネーズは料理ではないものの、色んな日本食を料理するのに使える万能な調味料です。
もちろんマヨネーズはドイツでは普通に買うことができるので、手に入れること自体は特に難しくありません。 

そもそもマヨネーズはフランス発祥のものなので、当然のことながらヨーロッパでは一般的ですし、世界的にも一般的な調味料です。

しかし、日本のマヨネーズとドイツのマヨネーズは味がかなり違います。
ドイツのマヨネーズは日本のものに比べてかなり甘く、ドイツ人が日本のマヨネーズを食べるとかなり酸っぱく感じることもあるそうです。

日本のマヨネーズは海外のものと違って、マヨネーズを作る際に全卵ではなく卵黄のみを使っており、使っている酢も米酢を使用しているようです。
そのため海外のものと比べてまろやかでクリーミーな味になるのだとか。

こうした日本のマヨネーズの味を前提として料理を作ろうとする際には注意が必要かもしれません。

マヨネーズを使う日本食を作る際は日本のマヨネーズを購入するのをお勧めします。

ゴボウ

 

日本では、ごぼうは豚汁やきんぴらゴボウなどでよく使う一般的な日本食で使う根菜類の食材です。
しかし日本以外の国ではゴボウを使った料理はほとんどなく、日本独自に発展していった食材といっていいかもしれません。

太平洋戦争中、日本軍が敵国の捕虜にゴボウ料理を与えたところ「木の根っこを食べさせられた」として、戦後日本の将兵が虐待で訴えられたという話は有名かもしれません。 
それほどゴボウを食べるということは、海外の人、特に欧米の人にとっては奇異なこととして映ったのかもしれません。

このように日本独特の食材であるので、ドイツ国内でゴボウを見ることはまずないかと思います。 

一応ドイツにも西洋ゴボウというものは存在するのですが、味や調理法は日本のゴボウとまるで違うそうで、アスパラガスのような味がするそうです。 

まとめ 

これまで見てきた通り、日本とドイツの食材の事情はずいぶん違うので、日本では簡単に作れてもドイツではなかなか作れない、作れたとしても手間やお金がかかってしまう料理がいくつかあることがお分かりいただけたと思います。 

特にドイツは海に面している場所がほとんどないので、海の幸に関してはかなり乏しいものがあります。

ドイツにいる間は日本の新鮮な魚介がかなり恋しくなるかもしれません。

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ヨーロッパで知名度は低いが高評価の日本食4選

ヨーロッパで知名度は低いが高評価の日本食4選

ヨーロッパで生活していると、友人や仕事の同僚から「日本食を食べてみたい」と言われることがあります。
しかしこんな時に困るのが「出来ればヨーロッパで有名なもの以外が食べてみたい」という一言が付いてしまったとき。

この記事はそんな期待に応えたいと思った方に向けて書いてみました。

知名度は低いが料理すると高評価の日本食4選

こう言われても、そもそも日本食になれている日本人には何が有名で何が知られていないのか、あまりイメージがわかないかもしれません。

和食といえばお寿司はもちろん有名ですが、逆にいえばお寿司が有名過ぎて、他の和食の知名度が低い部分もあります。
そこでこの記事を読んで「そういえばこれがあったな」と思っていただければ幸いです。

おでん


日本の冬の定番といえばやはりおでんですね。
おでんが日本のどこでも、それこそコンビニエンスストアに行けば買えるからと言ってヨーロッパでも有名というわけではありません。
味のしっかり染みたあつあつのおでんを出すととても喜んでもらえます。
ヨーロッパでは複数人で一つの大皿や鍋料理などをシェアする文化が無いので、初めておでんを見るヨーロッパ人にはどう食べていいのか困惑されることもありますが、出汁の優しい味は色んな人が好きになれる味です。

おでんを作る主な材料は、好きな具材(にんじん、大根、ソーセージ等)、酒、みりん、出汁です。
この中で具材はヨーロッパのスーパーでそろえるのですが、にんじんやソーセージはどこでも購入できます。
大根はおでんの人気食材ではありますが取り扱いは国や地域によりますし、日本のように簡単に手に入るとは限りません。
酒、みりん、出汁は日本食品店でなら取り扱いがあるので、日本食品店で探してみてください。
味は落ちてしまいますが、みりんと酒抜きでも作れるようなので近所で買えない方や高くて買いにくい方は試してみてください。

肉じゃが


肉じゃがは日本の家庭料理の定番中の定番ですね。
肉じゃがはイギリスのビーフシチューが元だと言われていますが、だからといってヨーロッパでも有名なわけではありません。
味も日本の調味料を使っているためビーフシチューとはかなり違っていますし、和風でしっかりとした味がついているためとても気に入ってもらえます。

肉じゃがには、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、牛肉、醤油、みりん、酒がよく使われます。
にんじん、じゃがいも、玉ねぎはもちろんスーパーで買えますが、牛肉は日本のように薄切りや細切れを取り扱っていることは少ないので、美味しそうなものを自分で切ったりして使うことになります。

醤油は最近ヨーロッパのスーパーでも取り扱いが増えているため、近所のスーパーでも購入できる可能性が高いです。
みりんと酒に関しては先ほどのおでんと同じく、近所のスーパーではなく日本食品店に探しに行く必要があります。

豚の生姜焼き


こちらも日本では定番の料理ですが、海外ではあまり知られていません。
ですがさすがの肉料理、みんな飛びつきます。

材料は、豚肉、玉ねぎ、生姜、みりん、酒、醤油です。
豚肉は牛肉と同じく薄切りはあまり売っていないので、自分で切ったり、あえて分厚めの骨付き肉なんかで作ってみても美味しいかもしれません。

玉ねぎはもちろんスーパーで買えますが、生姜は取り扱いがないこともしばしばあるので、野菜コーナーに置いていなかった場合はスパイスコーナーに行くと、粉の生姜が置いてあることが多いので、そちらも探してみてください。

そしてみりんと酒はここまでのものと同様に、日本食品店での購入が必要ですし、醤油は近所のスーパーでも取り扱いがあることが多いので、探してみてください。

ちらし寿司


これは寿司ではないのか?と思うかもしれませんが、一般的な寿司に比べると知名度はかなり低いのでここで紹介します。
ちらし寿司はベースの寿司飯や卵を用意できれば、かなり自由度の高い料理なので相手の好みの具材を加えることも出来ます。

基本となるのが、米、寿司酢、卵、海苔、その他好きな具材です。
米は日本米をスーパーで買うことは難しいですが、リゾット用の米なら簡単に手に入るので、それでよければスーパーでリゾット用を、日本米が良ければ日本食品店で購入しましょう。

酢はスーパーで売っていても寿司酢は基本的においていないので、寿司酢にこだわりがあれば日本食品店で、そうでなければ酢と砂糖と塩で自作できるので、それでも十分楽しめるのではないでしょうか。
もちろん日本食品店ですしのこを買ってもいいでしょう。

卵はスーパーで買うとして、海苔はたまにスーパーでも売っているので、スーパーを探してもなければ日本食品店で購入しましょう。
その他の具材は、基本的に自分で好きに選べますが、よく入っているものとしては椎茸や海老などがあります。

スーパーでマッシュルームは売っていても椎茸はめったに売っていないので日本食品店を探してみてください。

海老はスーパーで冷凍のものが売っていることがあるので、それがあれば買ってみてもいいでしょう。
ただし経験上、ヨーロッパの冷凍海老は酒につけても臭みが取れないくらいの臭さのことも割と多いので、その点は気を付けてください。
その他にもサーモンやキュウリなど色々あるので、ぜひ自分で探してみてください。

まとめ

以上がヨーロッパ人には知名度が低いが高評価の日本食4選です。
いかがでしょうか?
こう見ると、みりんや酒は日本食を作る際に割と頻繁に必要になるので、取りあえず買っておいたほうがいいかもしれません。
近所に日本食品店がない、あるけど品揃えが悪い、そういう方にはオンラインショップが非常に便利です。

弊社のドイツを拠点としたオンラインショップでもみりんや酒、様々な日本の食品食材をテーブルサイズから業務用まで幅広く取り扱っておりますのでぜひ一度ご覧ください

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